ログインすると「企業の組織風土」と「自分の特性」がどれくらい一致しているかを示す「適合性」が表示されます。
****さんと企業の適合性
|
|
組織風土
--( --) |
マッチ度は低い
マッチする
非常にマッチする
D
C
B
A
AA
S
SS
|
【企業の特徴的な組織風土】 挑戦・革新性寛容チームワーク連帯志向 この組織は、挑戦し続ける姿勢を持ち、困難なチャレンジが推奨される風土を持っています。また、主体性を重んじ、各自で工夫したやり方や様々な考え方を受け容れてくれる組織でもあります。そして、相互に協力し、一丸となって物事に取り組んでいくチームワークを大切にします。 |
私たちクラボウは、1888年の創業以来、いつの時代も常に一歩先を見据え、新たな挑戦をすることで、新しい価値の創造に挑み続けてきました。現在では、暮らしを支える繊維、自動車、住宅、エレクトロニクス、半導体、環境プラント、バイオメディカルなど幅広い分野に事業領域を展開。豊かで健康的な生活環境づくりを目指して、独創的で真に価値のある商品・情報・サービスの提供に取り組んでいます。
同時に、ESG(環境・社会・ガバナンス)視点での経営姿勢が問われる現代においては、地球環境問題や健康・高齢化への対処などをはじめとする社会課題を解決すべく、サステナブルな社会の実現への貢献が求められていると考えています。
そこで、私たちが今あらためて価値を見出しているのが、創業の精神。
人を育て、失敗を恐れず、変革へのたゆまぬ挑戦をし続けてきた創業時からのDNAが、メーカーとしての技術革新と付加価値の高いモノづくりを推し進めてきました。それは、今もこれからも変わることなく、次代へと引き継がれていきます。
私たちは“世界を驚かせるような、社会に貢献する新しい価値を生み出すこと”への想いを継承し、発展させていく若い仲間を求めています。
クラボウは、初代社長大原孝四郎が残した「やる可し、大いにやる可し」の言葉が示すように、“好奇心と行動力”で社会に新しい価値を提供してきた会社です。気になることがあれば、すぐに飛び込む。変化することを恐れず、挑戦する。世の中にないものは、自分たちの手で創り出す。挑戦することへの情熱は、創業当時から連綿と受け継がれてきた、いわばクラボウのDNAです。「誰かを喜ばせたい気持ちを大切に、やると決めたことはとことんやる。」そんな心掛けで仕事に取り組めば、もっと面白いものを生み出せると信じて、クラボウは新しい価値を生み出す努力を続けてきました。私たちはこれからも“未来を変える、もっと面白い会社”を目指していきます。
■経営理念
私たちクラボウグループは、新しい価値の創造を通じて
より良い未来社会づくりに貢献します
■社是
同心戮力(どうしんりくりょく)
社内の和と団結を第一とし、若手の力を十二分に発揮できる環境づくりを目指して初代社長の大原孝四郎が社是として掲げた言葉。一人一人の働きや才能が異なっていても、目的を達成するために、皆が心を一つにして、お互いに力を合わせて協力していこう、という意味です。
私たちクラボウは、現在では、繊維、自動車、住宅、エレクトロニクス、半導体、環境プラント、バイオメディカルなど幅広い分野で事業を展開しています。
今回、募集の事業部は環境メカトロニクス事業です。
■繊維事業
天然繊維をベースにした高機能・高感度な繊維製品の開発をはじめ、スマート衣料の活用や繊維の再資源化によるサステナブルな取り組みを行っています。最近では抗菌、消臭、防炎、吸湿発熱などの機能バリエーションを持つ独自素材を開発し、国内外の大手SPAアパレルメーカーに採用されています。
■化成品事業
自動車内装材や住宅建材・断熱材、半導体製造関連、フィルム製品など樹脂の成形・加工技術を生かして多彩な製品を提供。国内自動車メーカー各社に採用されており、この分野ではトップクラスの実績です。
■環境メカトロニクス事業 (※今回募集の事業)
エレクトロニクス、エンジニアリング、バイオメディカルの事業を通じて、高度なモノづくりや研究活動、エネルギー活用を支えています。
私たちクラボウは6つのコア技術を有し、各分野で蓄積してきた技術とノウハウを最新の技術や手法で継続的に刷新していくとともに、それらの複合化によって新たな価値を生み出すことを目指しています。
【6つのコア技術】
・数理科学 ・物理科学 ・光電工学 ・情報工学 ・物質科学 ・生命科学
例えば情報工学分野でいえば人工知能。Society5.0の実現に向かって、人工知能を使った高度な判断や膨大な情報を分析する技術の実用化が進んでおり、新たな戦略へ転換するパラダイムシフトが起こっています。クラボウ先進技術センターにある技術研究所では、ロボットセンシングプロジェクトを重点事業として進めており、ロボットが動いている物体や形が定まらない柔らかい素材をハンドリングするために、瞬時につかむ位置を探す“ロボットの目”や、AIを活用して対象物を的確に認識する頭脳を開発中。色彩工学や画像処理の技術と組み合わせ、高速3Dカメラによるビジョンセンシング事業にも注力。クラボウは、IoTやAIも次代のコア技術とし、新たな価値の創出に挑戦していきます。
クラボウは創業以来130年以上にわたる歴史の中で、幾多の危機に遭遇しながらも、その都度「進取の精神」「たゆまぬ努力と叡智」を持って自己変革を成し遂げ、乗り越えてきました。それを支えてきたのは、堅実な経営姿勢と、社員一人ひとりのチャレンジングな行動力です。クラボウは若いうちから、新たな素材の開発・提案やプラント建設、素材の新用途開拓など、責任ある仕事や大きなプロジェクトを任せます。経験が浅い分だけ苦労は多いでしょうが、それによって得られる仕事のやりがいや達成感も大きいはずです。たとえ失敗しても、それを前向きに捉えて挑戦し続けること、それが会社や社会に貢献できるビジネスパーソンになる道だと考えます。
クラボウには部署や立場の違う多くの人たちが協力し合って一つの仕事を成功させようとする風土があります。もちろん、そこに関わる人たちのキャリアや専門分野も様々。仕事を通じて学べるチャンスはいくらでもあります。若い社員を戦力として期待している会社ですから、どこの部署にも「育てよう」「教えよう」といった雰囲気があり、それを謙虚に受けとめ吸収していける社員はどんどん成長できます。若いうちから大きな仕事を任され、周囲の協力を得ながら成し遂げていく――その積み重ねが真のプロフェッショナルを生むのです。
小学校教育が受けられない人が多数存在していた1902年において、工場寄宿舎内に尋常小学校を設立し、学びたくても学べなかった従業員のために、基礎教育とともに情操教育も行っていたクラボウ。私たちは100年以上前から人材育成の重要性を信じ、全社で取り組んできた会社です。
■研修制度
・内定者研修(オンライン英会話レッスン 等)
・新入社員導入研修(CSR研修、マナー研修、工場研修、人権研修、語学研修)
・総合職1年目研修・2年目研修
・営業基礎研修
・マーケティング基礎研修
・知財戦略研修
・開発力強化研修
・英語プレゼンテーション研修
等多数研修制度があり、教育に力を入れています。
■自己啓発支援
【通信教育支援】
会社指定の通信講座を受講し、修了した場合、受講料の会社補助が受けられます。
【資格試験受験支援】
簿記等の受験の支援をします。
【語学研修受講支援】
英語の研修を、社内で受講できます。
■メンター制度
新入社員の間は先輩が教育担当者としてつきます。教育担当者に向けては研修も実施しています。
■キャリアコンサルティング制度
約5年に一度、自身のこれまでのキャリア・これからのキャリアを棚卸し、その結果をもとに上司との面談を実施。希望者には人事部との面談も行います。
中原 君康
テキスタイルイノベーションセンター 生産システム開発グループ 開発
2015年入社
繊維工学専攻
繊維のスペシャリストに
わたしは大学では繊維工学を専攻しており、大学で学んだことを仕事に活かしたいと考え、繊維工業系の企業に絞ってエントリーしていました。 その中でクラボウは、歴史があり、独自の技術を持っている印象を受けました。これまで学んだ知識に加え、新しい知識・技術を取得でき、繊維のスペシャリストになれると思い入社を決めました。 |
工場のスマート化
現在所属しているTIC(テキスタイルイノベーションセンター)は2018年4月に発足した組織で、その中でも生産システム開発グループは、繊維事業部の紡績工場、織布工場、染色加工工場の見える化・自動化によるスマート工場化に取り組んでいます。 私は、織布工場で働いていた経験を活かし、織布工場のスマート化を担当しています。既存の機械、システムをただ導入するだけでなく、自社仕様にカスタマイズすることで、クラボウオリジナルの機械・システムの開発を目指しています。 |
0(ゼロ)ベースの状態から具体化
今の仕事のやりがいは、自分で考えた企画を実際に提案でき、取り組めることです。多くの展示会や他業種との打合せを通じて、自社工場にはない機械・システムを知る機会が多くなりました。それらを活用した企画を自分で考え進めていき、0(ゼロ)ベースの状態から、段階を踏んで具体化していくことに仕事のやりがいや面白さを感じます。まだテスト導入段階の企画が多いですが、一日でも早く本導入できるシステムを確立し、工場のスマート化の一助となれるよう取り組んでいます。 【学生へのメッセージ】 学生時代に学んだ専門知識をそのまま仕事にできることは少ないと思います。しかし、物事の考え方は、新しく行うことであっても基本は変わらないと思います。今のうちからいろいろ考えて、物事を進められるようなることで新しい分野でも活躍できると思います。 |
高野 直哉
化成品事業部 群馬工場 開発課 開発
2015年入社
風土や人柄に魅力を感じて
学生時代は、化学が好きだったことと、理論的研究よりも工学的な応用を目指した研究をしたいと考え、化学材料を専攻していました。 クラボウを知ったのは、大学の学部が繊維業界と関わりがあり、クラボウの知名度が高かったためです。元々、「素材からモノづくりをする会社に入りたい」と思っていましたが、説明会に行ってみると、クラボウがその思いに合致した事業を多数持っていることを知り、エントリーしました。 選考では、風土があっていたのか、面接官の方が優しかったのか、あまり緊張せずに自分の思いを伝えることができ、他社との大きな違いを感じました。その良い印象に加え、面接の待ち時間に社員の方が話を聞いてくれたり、他の受験者の人柄が良いと感じたことで、クラボウで働きたいと思うようになり、入社を決めました。 |
周りの人に支えられながら
入社後は、化成品事業部の工場である群馬工場に配属され、一般住宅向け外装材を作っています。入社して最初の頃は、外装材の物性評価や新しい断面形状製品の試作の手伝いなどを行っていました。 その後、新規材料開発チームの一員となり、今では開発業務に取り組んでいます。原料配合の最適化や物性評価、改質、量産体制の構築を目指して試作・物性試験を主に行ってきました。 これまでの業務で印象に残っていることはお客様に出すためにサンプルの補修作業をしたことです。試作段階なので見栄えがよくない部分をパテで補修するのですが、手先が不器用な自分にとってはとても難しく、大変な作業でした。年末で作業場がとても寒い時期にも関わらず、上司や多数の先輩社員が手伝ってくれ、とてもありがたく感じましたし、強く印象に残っています。 |
大きな利益につながる開発を
現在も引き続き開発業務を行っており、既存製品である外装材の設計や異素材の複合を行っています。設計では営業が聞いた顧客の要望に応じて、既存製品の機能や意匠性を変えるような設計変更を考え、その設計で問題が無いか実際に工場内で施工して検証をしています。問題が無ければ報告書を作成し、営業を通じて顧客に提案します。最近は複合製品の開発に注力しており、試作と物性評価を繰り返し行い課題の発見・解決に取り組んでいます。 新しい材料や製品の開発は新たな発見の連続で非常に面白い仕事ですが、開発・設計業務はすぐに利益につながるわけではありません。「いつか大きな利益を生む」という思いを持ってモチベーションを上げています。 群馬工場で作っている外装材は実際に、一般住宅で使われているのが見られるため、自分が開発した商品も使われているところが見られれば嬉しく思います。今後も「自分が商品化したモノが市場に出回ることで、人々の生活に役立ちたい」という目標を常に持って仕事に取り組んでいきたいと考えています。 まだまだ先輩社員から仕事の進め方、外装材、製造のことなど、教わることがたくさんありますが、教わったことをしっかり吸収して、後輩や部下に教えます。 【学生へのメッセージ】 クラボウにはアドバイスをたくさんしてくれる先輩が多くいます。また、大きな会社ですが、一人ひとりの社員を大事にしてくれる、面倒見の良い会社だと感じます。全国各地の事業所で、様々な商品を開発・製造しているため、商品同士をコラボレーションさせたり、技術的な情報を共有できたりするのも面白く、やりがいにつながっています。 就職活動ではたくさんの会社を知ると思いますが、色々な会社を見ていくうちに自分自身に合うと思える会社がきっとあります。その会社を見つけ、逃さないよう頑張ってください。 |
花桐 慎司
環境メカトロニクス事業部 技術開発部 製造技術課 開発
2007年入社
様々な製造現場で
私は、環境メカトロニクス事業部に所属しており、エレクトロニクス分野の計測機器チームにて、赤外線計測機器の製造管理・技術サポートに携わっています。赤外線計測機器とは聞きなじみのない名前ですが、実に様々な製造現場で品質管理機器として活用されています。例えば電子機器には欠かせない最先端の半導体の製造現場から、皆さんの生活にも身近にある食品パッケージの製造現場まで、非常に幅広いです。 社内ではお客様から預かったサンプルの評価や商品の製造管理を、チームメンバーと力を合わせて行っています。また営業担当者とともにお客様へ商品の特徴・優位性の提案にも伺います。様々な業界の製造現場・工場を見ることができるのも、ひとつの楽しみです。 |
お客さまが抱えていた問題を解決
お客様から「いい製品だ」、「これがないと製造現場が困る」、「やはりクラボウさんにお願いして正解だった」といった言葉をいただけたときは、非常に大きな充実感を覚えます。私たちの商品に満足していただけたことに対する満足感もありますが、それよりも「お客さまが抱えていた問題点や困っていたことを解決することができた」ということに充実感を感じます。 私個人としての目標は、専門分野である化学以外の分野の知識をさらに広げることと、最先端の商品の製造現場で私たちの計測機器が活用いただけるシチュエーションを見つけることです。また計測機器チームに対する目標は、チームのメンバーがより楽しく、成長し、充実感をもって仕事ができる環境を作り上げることです。 近年、海外のお客様への販売比率がますます高まっているので、海外のお客様のニーズを取り込んだ、グローバルな商品開発を行っていくことも目標の一つです。 |
違う分野の知識をもつメンバーとともに
クラボウの祖業は「紡績」でしたが、現在はそれだけに留まらず、化成品・バイオメディカル・エンジニアリングやエレクトロニクスと幅広い分野に渡り、事業展開しており、「新しいことに取り組もう」という社風があります。 私が所属している環境メカトロニクス事業部は様々な分野の知識をもつメンバーで構成されています。機械系・電気系・化学系とそれぞれ違う分野の知識をもったメンバーが、手を取り合って刺激し合いながら新商品の開発や営業活動を行っています。そのため仕事を通して自分の専門分野の深化はもちろん、専門分野以外についても学ぶ姿勢をもっていれば学ぶ機会はいつでもあります。 【学生へのメッセージ】 就職活動をすすめていくなかで嫌でも自分自身と向き合わなければいけません。悩んだり、つらかったり、自分をごまかしたくなったりするかもしれません。それでも自分と向き合ってください。そのなかで皆さんの普段の行動理念が、意識的なもの/無意識的なもの、どちらも見つけることができると思います。そのような皆さんの素の部分が伝えられた時もっとも魅力的に皆さんを見せますし、採用する側も「この人がいる職場はどういう雰囲気か」というイメージを湧かせます。 その企業に対して抱いている勝手なイメージに合わせて作った自分像では、たとえ入社してもいつか窮屈になるときがあります。皆さんの一番魅力的な姿を、笑顔とともに見せてください。 |
国重 沙知
技術研究所 基盤技術グループ 研究
2017年入社
イノベーションが起こせる環境
学生時代は、生活を支える素材や物質の性質を知りたいという思いから、化学を専攻していました。学問を学ぶうち、光という物理的な手段で化学の対象を観察する物理化学に興味が移り、ベンゼンなどの分子の構造を把握する基礎的な分光研究を行っていました。 大学で学んだ知識を生かしつつ、モノづくりが行えるメーカーを探していました。就活サイト経由でクラボウの存在を知り、分光技術を生かした計測装置を扱っていることに興味を持ち、エントリーしました。 最終的にクラボウへの入社を決めた理由は、開放的でイノベーションを起こし得る研究環境に惹かれたためです。技術研究所を見学した際、オフィスにパーティションがなく、隣の席に座った方同士で活発に議論しているようすを目にしました。閉鎖的な研究室の中に閉じこもらず、オープンな雰囲気のもとで異なる研究グループ同士でコミュニケーションをとれる環境に魅力を感じ、入社しました。 |
自分自身の幅を広げながら
技術研究所に配属されて1年間は、同期入社の仲間とともに様々な研究グループを巡り、クラボウの持つ多様なコア技術を学ぶ研修を受けました。その後は、計測装置の設計・開発を行うチームに所属し、現在開発中の濃度計のアプリケーション事例を検討する業務に携わっています。 初年度の研修では、生化学や素材、装置の筐体設計など、広い分野での研究開発を体験しました。慣れない分野で苦労もしましたが、専攻とは研究分野が全く異なる方とも技術的な話ができるようになったり、研修先で学んだ技術を自分の研究分野にもフィードバックしたりできるようになったりと、自分自身の幅を広げることができたと感じます。 |
適切な情報の取捨選択
現在は、開発中の濃度計が、半導体業界や食品業界で使用される液体の濃度定量に応用可能であるかどうかを検討する業務を行っています。従来型の濃度計よりも、より多くの情報が高速に取得できる利点を生かし、工場やラボでの実用に堪え得る新しい濃度定量手法を日々模索しています。 自分の創意工夫次第で、濃度計の活用事例を広げられると思うと気合が入り、やりがいをもって業務に取り組めています。測定した大量のデータを処理して濃度情報に変換する過程では、適切な情報や手法の取捨選択が問われます。開発中の装置であるため、想定外の挙動が発生してデータが取得できず、対処に追われるなど苦労も多いですが、データの処理方法を変更することで定量精度が狙い通り上がったときなどは、非常にやりがいを感じます。 回路や筐体の設計、ソフトウェア開発のためのプログラミングなど、モノづくりに必要な技術は非常に多く、学ぶべきことは多いです。日々の業務をこなしつつ、一人前のエンジニアとして一つの装置を任せられる存在を目指して勉強中です。 【学生へのメッセージ】 クラボウの良いところは、たとえ難易度が高くてもやってみたい、という挑戦を温かく受け入れてくれるところです。チャレンジの過程で失敗や障壁にぶつかったときにも、相談に乗ったりアドバイスをくれたりと親身になって助けてくれる方が多いです。「面白いこと、やってやろう」という社長が打ち出しているメッセージのとおり、一人ひとりがこだわりと情熱を持って仕事に取り組んでいるように思います。 また研究所では、多様な経歴・技術・背景を持った方が集まっています。女性や博士課程卒業の研究員も多く所属し、めいめいが培った技術・知識をフルに生かして活躍しています。育児や介護と両立して働いている方もおり、一人ひとりを大切にして活躍の場を与えてくれる職場だと感じています。 就職活動は、世の中に存在する業界や企業、そして自分自身について深く考えて知ることができる、良い機会だと思います。苦労はしますが、自分のやりたいことを諦めずに伝え続ければ、いつかは自分に合った会社に出会えます。自分を信じて頑張ってください。 |
宮崎 千夏
技術研究所 基盤技術グループ 研究
2006年入社
理学部生物学科専攻
携われるテーマは多様
学生時代は、植物の種類ごとに木の姿や花の色が違うことに興味をひかれ、それを決めている遺伝子のはたらきについて知りたいと思ったため、理学部の生物学科で植物生理学を学んでいました。 就職活動では、ナビサイトでクラボウを見つけ、応募しました。当時はほとんどの業界で研究職の募集が終わっている時期でしたが、クラボウでは人事の方からの提案で、研究職に応募することとなり、内定をいただき、「これも何かの縁」と思い入社を決意しました。配属予定の部署はその年の新入社員が一人だけとのことで、画一的な新人研修ではなく自分のペースで仕事を覚えていけるのではないかと感じました。 入社後は、技術研究所での技術開発に携わり、これまで様々なテーマに取り組んでいます。 プロテインアレイの開発(1年) DNAアレイの開発(3年) 光触媒加工繊維の開発(1年) 抗ウイルス繊維の開発(3年) 病原因子産生抑制繊維の開発(5年) 高機能複合材の開発(半年) 計算化学の導入(半年) マテリアルインフォマティクスの導入(今期より~) |
知識をアップデートし続ける
入社してから様々な開発を担当しましたが、研究テーマが変わるたびに勉強からのスタートになります。 複合材料プロジェクトのチームに入ることになったときは、それまで扱ったことのないプラスチックや炭素繊維の仕事に「自分になにができるのだろう」と思いましたが、先輩が材料化学の基礎から教えてくれ、上司も積極的に社外セミナーや学会に参加するよう勧めてくれました。そのおかげで、すぐに周りの話の内容もわかるようになり、自分の考えで実験を進められるようになりました。 世の中には絶えず新しい技術が出てくるので、研究開発の仕事には知識をアップデートし続けることが必要です。また、異分野の技術を複合することで新しいアイディアが生まれることもあります。研究所は学びやすい環境が整っており、また様々な分野の専門家が同じ部屋で仕事をしているので、自分の専門の幅も広がっていくのを実感しています。 |
材料技術と情報技術を結び付けて
現在は材料開発に情報技術を活用する仕組みづくりを行っています。AIにも用いられる機械学習の技術は様々な産業分野で実用化されていますが、化学・材料分野でもその応用が始まりつつあります。情報技術を活用すれば材料開発のスピードは飛躍的に上昇するといわれており、クラボウでもこれを活用する取り組みを行っています。 AIや機械学習というと情報技術者の仕事と思われますが、化学・材料分野ではデータの少なさや化学構造の複雑さなど独自の課題があり、材料化学の知識が不可欠です。その一方で化学分野と情報分野では使われる用語が異なるなど、意思疎通が難しいところがあるので、両方の言葉を理解して材料技術と情報技術を結び付けていけるようになりたいと思っています。 今後は他社と差別化できるような商品を生み出せるよう、新しい技術の開発を進めたいです。 【学生へのメッセージ】 技術研究所では繊維や化成品、バイオ、機械、電子、ITなど様々な分野の専門家が同じフロアで仕事をしています。自分の仕事でわからない分野の内容が出てきたときは詳しい人にすぐに聞くことができ、また声をかければみんな助けてくれる雰囲気があります。 クラボウは私生活も充実させやすい会社だと思います。育休等も取得しやすい環境・風土で、わたしは2回育休を取得しました。復帰後に活躍している社員は他にもいますので、ワークライフバランスを重視している人も働きやすいと思います。 就活は色々な業界、企業をみられる貴重な機会です。わたしも様々な業界の話を聞くうちに、自分のつきたい仕事が明確になっていきました。「業界」「職種」以外にも、仕事選びにはいろいろな軸があります。ぜひ視野を広げていろいろな会社を覗いてみてください。 |
ログインすると、あなたにあった求人5件が表示されます。
日本最大級の介護施設情報サイト「LIFULL 介護」を中心に事業展開。社会課題に取り組む仲間を募集。
【技術で、未来を生きていく!】日本の産業・社会インフラへの術サービスにおけるプラットフォームを提供
【年間休日120日・男女不問・配属後転勤なし】鈴鹿グループは人々の快適な暮らしを支える技術集団です。
【TOKYO働き方改革】【健康企業】宣言企業!教育制度充実! 官公庁、自治体、大手企業に対して最適なITサービスを提供しています
ログインすると、あなたにあった説明会5件が表示されます。
こどもが夢中になる遊び場を!【遊具や遊び場の販売・デザイン・施工を通して、こども..
■奈良県内の販売台数はトップクラス■日本一のディーラーカンパニーであるG-LIO..
<東証グロース上場>一社に属しながら様々なメーカーの案件や技術を経験できる開発職..
【ドコモショップ・提案接客】お客さまの専属コンシェルジュとして<暮らしに彩りを添..