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****さんと企業の適合性
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組織風土
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マッチ度は低い
マッチする
非常にマッチする
D
C
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【企業の特徴的な組織風土】 開放・活発性挑戦・革新性チームワーク連帯志向 この組織は、メンバー全員が活発に議論し、それぞれが自由に行動できる風土を持っています。また、挑戦し続ける姿勢を持ち、困難なチャレンジが推奨される組織でもあります。そして、相互に協力し、一丸となって物事に取り組んでいくチームワークを大切にします。 |
私たちSUZUNAKAは1910年(明治43年)から110年以上、創業の地である愛知県蒲郡市を中心に、県内はもちろん東海、関東圏にいたるまで様々な土木・建築の工事実績を積み重ねてきました。私たちの強みは大きく2つあります。
1つは「公共工事を受け続けていること」です。官庁から仕事を受けるには審査が必要で、技術力と経営の両方が高水準でなければなりません。さらにその施工は毎回厳しく評価されるため、当社のように全体売上の約半分を公共工事で上げ続けることは簡単ではありません。
そしてもう1つが「技術者比率の高さ」です。一級土木(建築)施工管理士をはじめ、高い技術を証明する有資格者の比率が、当社の場合は70%以上と圧倒的です。
長い歴史を持つ会社に対して、保守的で堅いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、それは間違いです。しっかりとした経営理念を持ちながらも、時代時代のニーズに柔軟に対応してきたからこそ、今があります。私たちの社訓である「創意と工夫」、「立派な仕事」、「感謝と和楽」という考えを理解した上で、技術や経験を継承、進化させてくれる若い人材を求めています。みなさんの手で次代のSUZUNAKAを作っていきませんか。
■土木事業:100年以上、地域のインフラ開発に取り組んできました。
一般道路から高速道路、橋梁、トンネル、ダム、河川、港湾、水道など、私たちの生活になくてはならないインフラ建設をはじめ、将来の環境に配慮したエネルギーのための大規模メガソーラーの建設などがSUZUNAKAの土木事業です。
近年は、維持・修繕工事により新しいものを作ることから過去のものを長寿命化や機能強化して生かす工事も増加。また、災害時では最前線で復旧復興にあたることも私たちの重要な責務です。
長期的な展望に立って、地域の発展を土木の領域から支えていく。SUZUNAKAは優れた技術と誠実な仕事で地域のインフラ開発に積極的に取り組んでいます。
■建築事業:まちと暮らしを、建物から支えるプロフェッショナルとして。
SUZUNAKAでは、公共機関の施設、病院、学校といったまちのランドマークとなる大規模建築をはじめ、福祉施設、オフィス、マンション、個人住宅、商業施設や工場など、さまざまな用途や規模の建築物を手掛けてきました。土地探しから、設計、施工そしてアフターメンテナンスまで。お客さまのニーズを汲み取り、安心して使い続けられる一貫したサービス体制で、建物にかかわるあらゆる課題を解決しています。
私たちSUZUNAKAは、110年の歴史の中で様々な地域のインフラ整備や公共施設を手掛けてきました。
土木領域では道路、河川、橋梁、ダムといったあらゆる土木工事を、建築領域では病院や商業施設からマンション、一般住宅まで大小さまざまな実績があります。その一部をご紹介します。
■土木事業
・平成25年度23号蒲郡BP五井高架橋下部工事
・平成21年度1号矢作橋床版工事
・特定港湾施設整備工事 舗装工
・スパ西浦モーターパーク
・広域河川堀川改修工事
・川又町地先他災害復旧工事2 他多数
■建築事業
・名古屋市立吉根中学校
・蒲郡市役所
・愛知県東大手庁舎
・JAXA
・スポーツクラブひだまりの丘
・磐田すずかけ病院 他多数
たとえば私たちは、第2東名高速道路の橋桁を、6人体制で3年ほど期間をかけて施工しました。その橋桁の上を通過する時、それは時間にすれば2秒程度のことですが、その工事に携わったメンバーは喜びと自信に満ち溢れた顔になります。決して楽な仕事ではありませんが、地図に残るものづくりを任されることに心を弾ませ、この仕事を粋に感じる。そんな人なら、当社では無上の喜びと成長を得ることができます。地域に貢献し、家族に、そして自分自身にも誇れる仕事をしませんか。
私たちの会社は、創業当時は屋根葺き屋でした。誠実にお客様のご要望にお応えするうちに、少しずつ事業を拡大していきました。ある時、国鉄(今のJR)から東海道線の指定業者として選ばれ、そこから会社としての基盤が固まっていきました。土木が中心の会社でしたが、土木工事が下火になった時代は建築に向き合い、その逆の時は土木に力を入れ、結果として様々な建造物を作れるようになりました。110年という長い時間を生き抜いてこられたのは、特定の分野だけに閉じてしまうことなく、需要のあるところに思い切って資材や人材を投入し、その都度ゼロから技術と経験を磨いてきたからです。
これからは新しいものばかりを作る時代から、古いものを残す時代になっていきます。すでに売上の決して小さくない額が解体・修繕工事に移り変わってきました。新設と改修では、技術もノウハウもまったく異なります。この変化に向き合い、時代に即した道を進むのがSUZUNAKAのあり方です。建設業界でもICTを活用した技術が次々と生まれています。VR技術も入ってきていますし、ドローンはすでに複数台が稼働しています。私たちは人を中心に据えた企業姿勢はそのままに、最新技術も積極的に導入することで、柔軟な発想で新しいニーズに応えていきます。
■研修制度
新人から中堅、ベテランまで中長期的に人材を育成していく制度体制を整備しています。
【新入社員研修】
入社後は、社内研修(1週間)及び社外研修(1カ月)を実施。
社内規則/社会人基礎知識/施工管理基礎などを研修として実施。
【若手技術職員研修】
5年目までの若手技術職員を対象とし、年間数回の研修を実施。施工管理技士資格の取得を見据え、社内講師が研修を行います。
【職員研修】
技術向上を目的として、全社員を対象に研修を実施。
【外部研修】
自身の技術力向上の為、最新の技術やICTや法令など様々な外部研修への参加奨励
■自己啓発支援制度
【施工管理技士、建築士、宅地建物取引士など】資格手当
各種技能講習や業務に係る資格取得の費用全額負担
業務として、新技術取得や現場力向上のため、外部講習への参加
■メンター制度
現場毎に2~4人体制を組んでいます。入社後、担当の現場には必ず先輩社員を配置。OJTを中心として、指導を受けながら技術者としての経験を積み重ねて頂きます。
■キャリアコンサルティング制度
年に1度、仕事や家庭に関する事並びに配属希望に関する自己申告制度。
地球環境を見据えた取り組みをすること。働く人がより働きやすい職場をつくること。地域の誇りとなる存在であること。SUZUNAKAに関わる、すべての人と企業にとって、価値ある企業を目指していきます。
■名古屋子育て支援事業
名古屋市による、子育てにやさしい活動を認定する制度「名古屋市子育て支援事業」にSUZUNAKAが認定されました。
■ 名古屋市認定エコ事業所
名古屋市による、事業活動における環境に配慮した取組を自主的かつ積極的に実施している事業所を認定する「名古屋市認定エコ事業所」にSUZUNAKAが認定されました。
■名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業
名古屋市よりワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)に取り組んでいる名古屋市ワーク・ライフ・バランス推進企業として認証されました。
■愛知県ファミリー・フレンドリー企業
愛知県による、社員が仕事と生活の調和を図ることができるよう積極的に取り組んでいる企業を登録認定する「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」にSUZUNAKAが認定されました。SUZUNAKAにとって最も重要な存在である社員の生活を守り、より良い暮らしを実現するために、これからも全社一丸となって推進していきます。
白井 春光
工事部
2011年
長く働きたいから、家族第一。
◎プロフィール 豊川市生まれ。高校時代は蒲郡に住んでいたこともある。学生時代はテニス部に所属。シングルよりもダブルスで、ペアと協力してプレイするのが得意だった。入社後も休日はテニスコートで汗を流していたが、子どもが生まれてからは、もっぱら家族の時間に。今の目標はマイホームを建てること。 ◎鈴中の仕事 海と町と人の風景に INTERVIEW 【竹島桟橋】 「竹島桟橋は、学生の頃に一度だけ渡ったことがあります。ずいぶん久しぶりに来ました。やっぱり大きいですし、大変な仕事だったでしょうね。施工した人は誇らしい気持ちだと思います。僕も、将来子どもが大きくなって、自分が関わった物件を通りすがった時には胸を張って話したいです」 2011年入社の白井春光の担当は施工管理。現場のスケジュールを左右する、重要な役目だ。しかもそのプレッシャーは、完成するその日まで途切れることはない。白井にとっての仕事のモチベーションはどこにあるのだろうか。蒲郡を代表する観光名所、竹島を眺めながら聞いた。 |
「豊川に生まれて豊川で育って、やっぱり地元の居心地がいいんです」
■今の仕事内容を教えてください 入社してすぐに関わった現場は三河港の建設工事。それ以降は、ずっと道路の建設に携わってきました。今の現場も道路工事で、施工管理を担当しています。施工管理の仕事は実に幅広いものです。作業員さんのスケジュールを引いたり、資材の手配、さらに工程管理なども行います。 スケジュールを引く、と聞けば簡単な仕事に思われるかもしれませんが、これがなかなか大変です。たとえば今の現場で土砂を運ぶ工程の際には、オペーレーター1名にダンプカーが8台、全部で10人前後が同時に動きます。さらに多い日は20人を超えることもあります。現場の状況を見ながら、作業員の方を最適に配置しつつ、もっとも効率のよいスケジュールを組んでいく。ひとつ間違えば、現場に負担を強いることになる。なかなかプレッシャーの大きな仕事ですよ。 ■鈴中工業を志望したのはどうしてですか? 就職活動では東三河に絞っていました。条件は、大学で学んだ土木の仕事であること、そして自宅から通える会社であること。名古屋や他の大都市に出るという選択肢はまったくありませんでしたね。豊川に生まれて豊川で育って、やっぱり地元の居心地がいいんです。 鈴中工業を知ったきっかけはインターネットの求人サイトです。エリアで検索していたときに、ふと目に留まって興味を持ちました。蒲郡なら自宅から通えるし、土木の知識も活かせる。それに、同じ時期に検討していた会社は1人しか採用していないところが多いのに、5人募集をかけていたのも後押しされました。どうせなら、一緒に働ける同期が欲しかったんです。 ■入社してからもその印象は変わりませんか? 最初はお堅い会社だと思っていたんですが、実際に入社してみると先輩がいい意味でゆるく、アットホームな雰囲気の職場でした。たぶん多くの社員が同じような印象をもっているんじゃないでしょうか。ただ、これがアットホームなのか、ただゆるいだけなのかはわかりません(笑)。 |
「家族を大切にしつつ、長く働きたいし、そういった働き方ができる会社だと思います」
■これまでの仕事で鈴中らしさを感じた瞬間を教えてください 「流しコン」といって、土台のコンクリートを流し込む工程で、僕が幅を間違えて作ってしまったことがありました。幅を付け足す作業が増えれば、工期は厳しくなるし、何より関係者は迷惑です。気づいてすぐに先輩に相談すると、その先輩は僕をかばって下請けさんに頭を下げ、対応に動いてくれました。また別の現場では、終わったと思った測量が終わっていないことが発覚。泣く泣く土曜日を費やしてもまだ終わらない。すると先輩が「俺も日曜いくよ」と手伝ってくれたんです。その先輩とは今も一緒に働いていますが、本当に尊敬する先輩だし、彼のような面倒見のいい人がいることが、鈴中らしさのひとつだと思います。 ■仕事やプライベートでやってみたいことはありますか 僕はどちらかといえば仕事よりプライベートを優先したいタイプです。特に今は、生まれたばかりの息子との時間が最優先。仕事が終わったらすぐ家に帰りますし、飲みにいくことも滅多にありません。家でゆっくり家族と過ごすことが、いちばん大事な時間ですね。もちろん、仕事への情熱もありますよ。でもガツガツ働くというよりは、家族を大切にしつつ、ゆるやかに長く働きたいし、そういった働き方ができる会社だと思います。 ★ [竹島桟橋 施工内容:架け替え工事 竣工年1691年] 三河湾に浮かぶ無人島「竹島」と陸地をつなぐ桟橋の施工を鈴中工業が担当。距離にしておよそ387メートルの橋梁。竹島は蒲郡を代表する観光地であり、三河湾国定公園の中核を担う。島の中央部には、日本七弁財天のひとつである「八百富神社」があり、近隣住人はもちろん、休日には全国から観光客が訪れる場所になっている。 |
今泉 泰斗
工事部
2017年
ひとに恵まれて、明日と向き合う
◎プロフィール 愛知県豊橋市生まれ。仕事がない日は家で寝ていることが多い。趣味は映画鑑賞。ミステリー系の邦画が好きでよく観ている。最近はあまり出不精になっているので、家の外に出て楽しみを見つけることが今の目標。 ◎鈴中の仕事 海と町と人の風景に INTERVIEW 【スズキマリーナ三河御津】 「スズキマリーナに来るのは初めてです。会社が船を持っていて、船舶免許があれば貸してくれると聞いたことはあるんですけど。……僕が免許ですか? もちろん持ってないです」 そう笑うのは、2017年入社の今泉泰斗。豊橋に生まれ、豊橋で育ち、豊橋の工業高校を卒業したのち、鈴中工業に入社した。現在は土木の現場で先輩たちの指導を受けながら、少しずつ仕事に慣れてきた頃だという。今どのような仕事をしているのか。どうして鈴中を選んだのか。実際働き始めてどう感じているのか。船に囲まれたスズキマリーナ三河御津で率直な思いを聞いた。 |
「みんないい人すぎる。時間が経つほど優しくなっていくので、これからが怖いぐらいですね(笑)」
■今の仕事内容を教えてください 蒲郡市内の国道23号線にある現場で、工事用道路を作っています。これはその名のとおり、工事車両や資材を運ぶための道路。僕はここで、道路の形を決めるための「丁張り」という仕事を担当しています。丁張りとは、施工の高さや配置の基準となるもの。これが狂っていると、出来上がりも設計図通りにいきません。道路を作る場合、丁張りはおよそ5メートルピッチで作ります。今つくっている道路の全長はおよそ600メートルですから、単純計算で120の丁張りが必要です。少しでも計画が変われば丁張りも作り直し。なかなかの大仕事です。 ■鈴中工業を志望したのはどうしてですか? 工業高校では土木を専攻していました。土木の仕事に興味があったわけではなく、家に近いから、という理由でしたが、思いのほか自分に合っていましたね。もともと何かを作るのが好きで、プラモデルとか大好きな子どもだったんです。手を動かし始めると没頭しちゃうし。たぶん、つくると行為そのものが好きなんだと思います。 だから、高校で学んだ土木を活かして建設会社に就職するのには違和感なかったですね。大きなものを作る仕事ですから。その中でも鈴中を選んだのは、現場の雰囲気の良さでした。就職活動では10社ぐらいを見学したんですが、鈴中で働く人はみんな優しい印象を受けたんです。先生からも「この会社はいいよ」とアドバイスをもらったので決めました。 ■入社してからもその印象は変わりませんか? 印象は変わらないどころか、むしろみんないい人すぎるほどです。時間が経つほど優しくなっていくので、これからが怖いぐらいですね(笑)。ミスしても頭ごなしに怒られるということはありませんし、理由をはっきりさせて「こうしてミスになったから気をつけろよ」と言われます。現場で厳しい人も少なくありませんが、一緒にご飯を食べにいくと優しかったりします。 |
「実は会社見学が初めての蒲郡でした(笑)」
■豊橋と蒲郡、距離は近いですが思い出などはありますか? 普段は電車で通り過ぎるだけで、実は会社見学が初めての蒲郡でした(笑)。豊橋とはまた全然違った雰囲気ですね。海が近いとか。のんびりした雰囲気とか。ただ、今は実家から通っているので、遊びにいく場所もよくわかりません。これから美味しいお店やスポットなどを知っていきたいです。 ■これからやってみたいことを教えてください。 最近、鈴中でもIT化がとても進んでいます。今の現場でも最先端の機械が導入されたり、動かすには特別な資格が必要になったりしています。ドローンもずいぶん現場で見るようになりました。いつか、そういった次世代の技術を自在に使えるようになりたいですね。今はまだ、先輩についていくのに精一杯。でも、これから少しずつ任されることが増えて、できることを広げていきたいです。 ★ [スズキマリーナ三河御津 施工内容:地上部分建設 竣工年:1994年] 東名高速道路、音羽蒲郡ICから車でおよそ20分。豊川市御津町に位置するスズキマリーナ三河御津(みかわみと)の○○○部分を鈴中工業が施工を担当した。スズキマリーナの目の前には三河湾が広がっており、フィッシングやサマースポーツを楽しむ絶好のポイント。また、周辺には温泉やアミューズメントスポットも多数あり、家族でも大人数でも楽しめる、マリンライフの拠点となっている。 |
鈴木 忠臣
工事部
2009年
同じ現場は、二度とない。
◎プロフィール 愛知県安城市生まれ。浅く広く趣味を持つ。最近好きなことは、日中にサウナに行くこと。飲んだ次の日にサウナに入るのが最高の瞬間。今挑戦したいことはキャンプ。まだ一度も行ったことはないけれど、近いうちに装備を揃えたい。いつかはソロキャンプをすることが目標。 ◎鈴中の仕事 海と町と人の風景に INTERVIEW 【荒子トンネル】 「荒子トンネルは、普段クルマで通りすぎるだけですね。入社して、最初の見学のときにじっくり見た以来です」 と、トンネルの天井を見上げるのは2009年入社の鈴木忠臣。入社以来、国道23号線蒲郡バイパスを中心に、数多くの現場を渡り歩いてきた土木のプロフェッショナルだ。彼は今、監理技術者という肩書きで、現場を仕切っている。どんな仕事内容なのか、どんな気持ちを抱いて取り組んでいるのか、クルマが行き交う荒子トンネルの中で聞いた。 |
「会社の地盤はしっかりしているし、施工もかなり幅広く取り組んでいて、ここだと思いました」
■今の仕事内容を教えてください 国道23号線にある現場で、監理技術者として仕事をしています。監理技術者は、一定の規模を超える現場では、必ず配置しなければいけない技術者のこと。よく工事現場に概要が書かれた看板があるじゃないですか。工事業者がどこどこで、いつまでに完成しますよ、ってやつ。そこに現場の責任者として書かれるのが監理技術者だったりします。 監理技術者の仕事は現場によって異なりますが、直近で取り組んでいるのは、測量、写真撮影、資材の段取り、工程作成、あとは変更図面の作成も僕の仕事です。ざっくり言ってしまえば工程管理と品質管理の統括。現場をスムーズにスケジュール通り動かすことと、ちゃんと図面通りに完成させることが僕の役割です。 ■鈴中工業を志望したのはどうしてですか? 僕は生まれも育ちも安城市で、就職するときの基準は自宅から通えるところ。地元に残る友達が多いし、やっぱり楽ですからね。大学は土木専攻だったので、とりあえず愛知県内で土木ができる会社を探しました。 会社を見るときの基準は、大きく2つで資本金と施工の種類。安心して働きたかったので、資本金チェックは大事。それと、どうせならいろんな工事に関わりたいと思ったので、施工実績はしっかり見ましたね。下水専門とか、狭く深い会社も多いので。 鈴中は長く続いているだけあって会社の地盤はしっかりしているし、施工もかなり幅広く取り組んでいて、ここだと思いました。その印象は入社後も変わっていませんね。いろんな仕事ができます。……ただ、想像よりデスクワークは多かったです。これは誤算でした(笑)。 |
「道路とか作って、あとで自分が通ると誰かに自慢したくなりますよ。これ、俺が作ったんだぜって」
■この仕事の面白さはどこにありますか? 僕がこの業界に興味が湧いたきっかけは、あるテレビ番組でした。家のリフォームの前と後を見比べるやつ、ありますよね。僕はあの番組が好きで、いつか家を建てる人になろうと思っていたんです。 でも、大学で土木を学ぶうちに、家よりも建設業の方が規模がでかくて面白いなと思うようになったんですよね。地球をいじってる、って感じが好きです。あと、道路とか作って、あとで自分が通ると誰かに自慢したくなりますよ。これ、俺が作ったんだぜって。他の仕事じゃ、なかなか言えないですよね。道路作るなんて。正確には、僕が作ったというより、僕が手伝った、ぐらいなんですけど。 それと、同じ現場は二度とないところも気に入っています。毎日、必ず何かの変化があるし、だんだんと現場が出来上がっていく様子とか、見ていて飽きないです。終わったら、次の現場でまたゼロからスタートするのもいいですね。いつも新鮮な気持ちで仕事に取り組めます。 ★ [荒子トンネル(一般国道247号) 施工内容:土木工事 竣工年:2008年] 国道247号の中央バイパスのために作られた全長75メートルのトンネル。鈴中工業はこの施工を担当した。このトンネルによって、2017年に中央バイパスが全線開通。利便性が大幅に向上するとともに、この地域の交通渋滞の緩和にも一役買った。 |
竹内 厳
工事部
2011年
自分の町に、自分の仕事が建つよろこび。
◎プロフィール 愛知県蒲郡市生まれ。父が少年野球の監督をしていた関係もあって、小学校から高校までずっと野球に打ち込んできた。守備はショート。社会人になっても野球を続けていたが、子どもが生まれ、現場が忙しくなってから、もうずいぶん長い間グラブに手を通していないとのこと。 ◎鈴中の仕事 海と町と人の風景に INTERVIEW 【蒲郡市消防署】 「メンテナンスで、何度かこの消防署には来たことがあります。立派な建物ですよね。それに、ここから消防車が飛び出してくるのを見ると、どこか誇らしい気持ちになるんですよ。うちが建てた場所から、町を守りにいくんだなって」 2011年から鈴中工業で働く竹内厳は、現在、新しい蒲郡警察署となる物件の現場監督を担当している。これは、現在鈴中で動いている物件の中でも最大規模。背負うプレッシャーは相当なものだろう。どのような思いで仕事に取り組んでいるのか、時折訓練の声が届く蒲郡消防署で聞いた。 |
「どうせなら総合建設会社で、転勤もないところで……と絞っていくと鈴中工業にあたって」
■今の仕事内容を教えてください 建築現場監督の仕事内容は、大きく分けて4つあります。利益をきちんと確保できるように資材の購入や人件費を調整するお金の管理。現場での災害や事故といった安全に関する管理。お客さんの要望に合わせてスケジュールを引く工程管理。最後に、設計図どおり、仕様どおりに出来ているかを確認する品質管理です。細かく分けるともっとたくさんありますが、大きく分けるとこの4つ。これを、今の現場では所長と、僕と、後輩の3人で分担して進めています。 僕の主な役割は工程管理と品質管理。管理、という言葉からは指示ばかりをするイメージですが、たとえば品質管理の仕事には図面を書くことも含まれます。今はまさにその仕事中で、設計士さんが書いた図面に合わせて、現場が作業できる用の図面を僕がつくっています。全部重ねたら、辞書ぐらいの厚みになるんじゃないですか。大きな物件ですからね、膨大な量ですよ。 ■鈴中工業を志望したのはどうしてですか? この業界を志望したのは、親父の影響です。もともと親父が建設業界で会社をやっていたんです。たまに親父の現場に行くと、建物がすごく綺麗に出来上がっていくのをみて、子どもながらにすごいなって思っていました。もう亡くなってしまいましたが、親父のことは尊敬していましたね。だから、同じ目線で話がしたくて建築の学部に進学しました。 就職は地元の三河地方で探しました。姉が東京で働いていて実家が心配だったし、当時の彼女で今の妻との結婚も考えていたんです。どうせなら総合建設会社で、転勤もないところで……と絞っていくと鈴中工業にあたって。実は、僕は少年野球をやっていた頃のコーチも鈴中の人で、最初から親近感は持っていたんです。それからトントン拍子に決まって、気づいたら現場監督になっていました(笑)。 |
「自分が住んでいる蒲郡の中に、自分が関わった建物が生まれるのは誇らしい」
■仕事で喜びを感じるときを教えてください 辛いと思う時間の方が長いんじゃないですか(笑)? 今も、やったことのない規模の仕事をしていますが、未知の世界に足を突っ込むことは大変ですよ。記憶に残るきつかった時期は、初めて現場監督を任された入社2年目の頃でした。勝手もわからず、誰に聞けばいいかもわからず、それでも責任者という立場。あれは大変でしたねぇ……。それを乗り越えられたのは、上司や先輩方のフォローでした。あのときは泣けるほど感謝したことを覚えています。 嬉しいことは、やっぱり物件が出来上がることです。自分が住んでいる蒲郡の中に、自分が関わった建物が生まれるのは誇らしいこと。この消防署もそうですが、今携わっている警察署も出来上がったら、大通りで見かけるたびに思い出すし家族に自慢するでしょうね。 ■これからチャレンジしたいことを教えてください 現場監督って、現場のルールなんですよ。もちろん所長という最高責任者は別にいるわけですが、基本的には任された領域はすべて現場監督の裁量で判断できるわけです。何億円というお金を使って、自分より年上の職人さんを動かして、何十年先まで残る建築物をコントロールしていく、というのはとてもやりがいのある仕事だと感じています。 もし大手ゼネコンだったら、長い下積みが必要で、とても若いうちに現場のトップにはなれないでしょう。鈴中なら早い段階から挑戦させてくれるし、必然的に視野も広くなる。現場を隅々まで把握して、自分で動かせることが僕は好きだし、だからこの仕事を続けてられるんだと思います。ゆくゆくは所長の立場になって、すべての管理を任してほしいですね。今よりもっと大変だと思うんですけど、きっと、もっともっと、仕事が楽しくなると思います。 ★ [蒲郡市消防署 施工内容:建築一式 竣工年:2010年] 蒲郡市消防本部がある蒲郡市消防署の建設を鈴中工業が担当した。消防本部は、蒲郡市全域をカバーする消防の主要拠点。市民の安全を守るため、ポンプ車やはしご車をはじめとする特殊車両を多数揃えており、また隊員の迅速な出動が可能な独自構造になっている。 |
高羽 康平
工事部
2015年
知らなかった自分を、ここで見つけた。
◎プロフィール 愛知県豊川市生まれ。趣味はお城や歴史的な名所をめぐること。休日には愛車に乗って遠方まで足を伸ばすこともしばしば。お気に入りの場所は、松本城と小田原城。お城はただ美しいだけではなく、建築的な側面からも興味がそそる対象だという。戦国武将では豊臣秀吉が好き。 ◎鈴中の仕事 海と町と人の風景に INTERVIEW 【竹島水族館】 「自分が関わった案件の中でも、この竹島水族館は特に印象に残っています。完成したときは、記念に妹を連れてきました。アシカショーを喜んでましたね。自分の仕事の成果を家族に見せられるのは貴重だし、嬉しいことですね」 2015年入社の高羽康平は、自分のことを現状維持をしたいタイプだという。新しい刺激を求め続けるのではなく、できれば慣れた場所で働き続けたい。そんな彼にとって、鈴中工業の仕事はどのようにうつるのか。人がまばらな、平日の水族館の前で聞いた。 |
「責任を持って切り抜けて完成した時の安堵と達成感は、この上ないものがあります」
■今の仕事内容を教えてください 入社してからこれまでは、半年ほどの短期間でいろんな場所を受け持っていましたが、今は警察署の施工につきっきりですね。日々の安全書類のまとめ、現場での工事写真の撮影、画像の整理、あとは現場内の整理整頓が僕の役割です。2019年で、ちょうど入社3年目。少しずつ任せてもらえる仕事が増えて、現場をひとりで見ることも出てきました。そのときに何かトラブルが起きても上司に判断を仰ぐこともできませんし、大変さを感じる瞬間はたくさんあります。でも、責任を持って切り抜けて完成した時の安堵と達成感は、この上ないものがありますね。 ■鈴中工業を志望したのはどうしてですか? 大学は建築学部に所属していましたが、実は教師になりたいという夢を持っていました。家庭教師のアルバイトをしたり、教員試験に向けた勉強に励んだりして結構頑張ったんですよ。……でも、途中で「もう覚えきれない」と限界を感じてしまって。どうやら自分は勉強が得意じゃなかったみたいです(苦笑)。そこに気づいてからは、専門に即した建設関係の仕事を目指しました。実家が近い方が何かと便利だろうと東三河で探していたときに、見つけた会社が鈴中工業だったんです。 住宅を極めていくのも面白そうだけれど、公共設備や工場など、いろいろな物件に携わった方がきっと面白いし、鈴中ならそれが実現できるように思いました。 |
「同じチーム、同じ現場は二度とありません。今はむしろその変化を楽しむ自分がいます」
■「鈴中らしさ」はどんなところにあると思いますか 東三河にもいろいろな建設会社がありますが、中でも鈴中は「総合力」が得られる会社だと思います。大手だと「コンクリートだけ」とか「鉄筋だけ」といった狭いアプローチの会社も少なくありません。専門特化していくのもいいと思いますが、僕はなるべく広い視野を持ちたいので鈴中の事業範囲の広さは嬉しいです。 ■仕事のモチベーションを教えてください 僕は、どちらかと言えば刺激を求めるというより現状維持をしたいタイプです。学生時代はテニス一筋でしたし、アルバイトもずっと同じお好み焼き屋で働いていました。慣れてしまえば、同じ場所で、同じことを続ける方がずっと楽ちんですよね。ただ、鈴中での仕事をしていくうちに、新しいことも意外といいぞ、と思うようになりました。 現場は、物件が完成すると次の現場に移動します。同じところで働けるのは半年か1年程度。同じチーム、同じ現場は二度とありません。そういうのはあまり得意じゃなかったはずなのに、今はむしろその変化を楽しむ自分がいます。これからもいろんな現場で、新しい一面を発見できたらと思います。 ★ [竹島水族館 施工内容:耐震改修工事、リニューアル工事、外部改修工事 施工年:2018年] 蒲郡市竹島町にある蒲郡市が運営する水族館。鈴中工業はこの改装工事を担当した。 竹島水族館には、三河湾、遠州灘の生物を中心に500種、約4,500点が飼育されている。人気はアシカショー。アットホームな運営が人気を呼び、県内外から多くの観光客が訪れる。 |
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